自己紹介
はじめまして!ゆうこです。
オーストラリアの言語聴覚士として子どもから大人までのコミュニケーションを支援するお仕事をしています。私は、純ジャパ+英語力ゼロ+アルバイト生活から、オーストラリアの大学院に留学し、言語聴覚士の資格を取得しました。このブログでは、大学院留学の経験、オーストラリア生活、お金のやりくり、言語聴覚士のお仕事などの情報を発信します。
「留学したいけど、英語力とお金がなくて諦めている」、「海外で言語聴覚士になりたい」、「オーストラリアに住むってどんな感じ?」等々、疑問がある方にこのブログを読んでほしいです!もちろん、「英語を話せるようになりたい」、「うちの子どものことばの発達が気になる」という方にも読んでいただきたいです!少しでも、皆さんのお役に立てたら嬉しいです。
言語聴覚士なったわけ
私は、子どもの頃から吃音があり、小学校では「ことばの教室」に通っていました。特に、小学校高学年から吃音がひどくなり、そのとき、「ことばの教室」でお世話になった先生が、私が吃りながら話すことにしっかりと耳を傾けて悩みを聞いてくれたことが大きな転機となりました。また、吃音の当事者グループに参加するなかで、吃音のある同年代のお友達と悩みを共有するなかで吃音の悩みが少し軽くなりました。特に、言語療法を受けたことはないのですが、子どもの頃から、吃音に関わることができるお仕事、「言語聴覚士」という職業に興味を持つようになりました。
なぜオーストラリアというと、たまたま旅行で行ったオーストラリアがとても気に入ったからです。特に、日本人のガイドの方に、「オーストラリアだと働きやすいよ」と教えてもらったこともきっかけです。今振り返ると単純ですね。日本で言語聴覚士になるという選択肢もありましたが、専門学校に入学しても、お給料が当時で18万スタート。リハビリテーション職に就くならやっぱり、医療もリハビリも、日本より進んでいる海外に行きたいと決めて、オーストラリアを選択しました。
留学準備
また詳しくは、別の記事で書く予定ですが、留学準備は挫折の連続でした。とくにIELTSでスコアが全然取れず、目標スコアの7.0(各セクション7.0)からはかなり程遠く….。当時の私の英語力は、中学英語ぐらいのレベルで、英文にshould とかwould が出てくると「はてな?」。また、少しでも複雑な構造が出てくるとわけがわからん状態でした。「私に留学なんて絶対無理!」とほぼ諦めていました。また、言語聴覚士の大学院には、大学にもよりますが年間で約450-500万円の学費を払う必要があります。当時、私は日本の大学院を卒業後、定職に就かずアルバイト生活をしており、まったく貯金がない状態でした。かつ親もそろそろ定年。「わずかな退職金も老後の大切な資金・・行かせてあげたいのはヤマヤマだけど、約1000万円の学費なんて到底払えないよ!」とのことで、留学の夢は叶えられない状況でした。
しかし、結論を言うと、なんとかなりました!
英語も、諦めなければ、なんとかなります!
そんなこんなで、留学の準備には2年かかり、ようやく留学を実現することができました。私は、幸いにも奨学金を頂くことができ、留学資金を工面することもできました。今後のブログでは、奨学金を獲得する方法も記事にする予定です。
待ちに待った留学!
オーストラリアの大学院から、無事に合格通知をもらい、ビザも取得、オーストラリアで一時的に滞在する場所も決まり、待ちに待った留学!しかし、自分が2年間で無事卒業できるのかどうか不安になったり、オーストラリア生活全般に対して不安が押し寄せたりして、留学を決意したことを後悔。加えて、再び長い長い学生生活が始まることに対しても憂鬱になり、無意識にピリピリ、イライラしていた記憶があります。
留学中は、友達にも恵まれ楽しいこともありつつ、泣きたくなることもたくさんありました。グループワークで、ネイティブの学生に圧倒され、「オーストラリアではやっていけない。日本に帰ろう。」とネガティヴな思考が押し寄せました。しかし、幸いにも、一緒に勉強する仲間ができ、ちょっとずつ英語に自信がついてきました。留学中の具体的な苦労や、事前にやっておいた方が良いことについても今後記事にしますね。
留学後の感想
友人のサポートもあり、2年間の大学院生活を経て、晴れて言語聴覚士の資格を取得しました。今振り返ると、瞬きしたら終わっていたぐらい2年間はあっという間に過ぎ去りました(笑)。初級レベルだった英語も、今では上級レベル。あんなに精神的に弱っちかった私も、オーストラリアで働く言語聴覚士。
諦めない限り、人生なんとでもなることを痛感しました。
最後に
以上、私の簡単な自己紹介をまとめてみました。今後のブログでは、私の言語聴覚士のお仕事、大学院生活、吃音の体験談、奨学金、英語(IELTS、PTE対策など)も記事にする予定です。微力ながら、皆さんのお力になれたら嬉しいです。
コメント