オーストラリアの生活費を節約するには?コスパ最強の買い物&節約術

はじめに

オーストラリアでの生活費は高額です。都市部では家賃月12万円〜15万円地方でも月8万円〜12万円かかります。外食費一回2,000円以上、カフェでコーヒーを買えば500円〜600円はかかります。本記事では、実際にオーストラリアで生活する筆者が実践した節約術をご紹介します。

スーパーの使い分け

食材の買い出しに行くときにスーパーを使い分けることが重要です。オーストラリアでは、Woolworths, Coles, ALDI, IGA、ローカルのマーケットなど、買い物の選択肢がかなりあります。私は、以前は家から一番近いColesを利用していました。しかし、節約家のお友達や地元のオーストラリア人に教えてもらったりして、食材によってスーパーを使い分けることを学びました。

以下、私のスーパーの使い分け術です。

ALDI冷凍野菜、缶詰類、肉類、フルーツ
ColesALDIで手に入らないもの(豆腐、キムチ、ココナッツヨーグルトなど)
WoolworthsALDIで手に入らないもの(同上)
IGAやその他のスーパー高いので基本行かない
ローカルのマーケット(私の場合は、インド系マーケット)生野菜、フルーツ、卵

私は、基本的にALDIを普段使いしています。ColesWoolworthsと比べて、断然安いです。とあるウェブサイト「Choice」(https://www.choice.com.au/shopping/everyday-shopping/supermarkets/articles/cheapest-groceries-australia)の調べでは、2024年に行われたオーストラリア国内24ヶ所、合計107店のフィールド調査で、割引なしで全く同じ食材を買った場合、ALDIが圧倒的に安かったそうです。

価格比較(2024年、Choice調査)

  • ALDI:$50.63
  • Coles:$66.18
  • Woolworths:$69.17
  • IGA:$73.80

ただ、ALDIは食材の種類が少なかったりするので、ALDIで手に入らないものは、ColesWoolworths追加で買い物をすると良いでしょう。また私は学生時代、生野菜インド系スーパーマーケットで買っていました。ローカルのマーケットは、大手のスーパーに比べて、新鮮でお値段もお手頃です。

格安SIMカード

SIMカードは、格安SIMを使いましょう。安くてデータ量がある程度あれば、なんでも良いと思います。オーストラリアで有名なのは、Optusとか、Vodafoneですが、個人的には高い印象です。一年間の契約で、Optusは、185GBで毎月$62(約5,800円)です。かなり高いですね。かつ、一ヶ月に185GBも使いきれないでしょう。

私のおすすめは、ALDIモバイルです。これは、月々の契約(プリペイド)で、毎月22GB貰えて月々$25(約2,300円)です。その月に使えきれなかったデータ量は、嬉しいことに次の月に繰越になります。私は、現在で300GB以上溜まっているため、WiFiの契約なしでその分通信費を節約できています。テザリング機能を利用して、パソコンを使ったり、iPadで映画を観たりもできています。

昼ごはんを持参

基本、職場や学校に行くときは、お弁当を持参しましょう。カフェでコーヒーとサンドイッチ買ったりすると$20(約1, 900円)はかかります。毎日、ランチで外食するとなると、昼ごはんだけで月6万円もの出費になってしまいます。

私は、前日の晩御飯を多めに作って、次の昼ごはんのネタにしていました。日本のような、いろどりを意識した「白ごはん、梅干し、お惣菜、フルーツ」などが入ったお弁当でなく、基本カレーや親子丼など丼ものをタッパーに入れて持って行ってました。

インド人の子は、カレーを持ってきたり、オーストラリア人の子は、パスタやサンドイッチを持ってきたり、基本は、自分が食べたいものを好きなように持ってくれば大丈夫です。私は、スープジャーを活用して、スープや味噌汁を持って行ったりしていました。

コーヒー・紅茶を持参

オーストラリアに来て最初に陥った落とし穴は、コーヒーがめちゃくちゃ美味しいことです。日本に住んでいた頃は、某コーヒーチェーン店が最も美味しいと思っていましたが、オーストラリアに来てから、オーストラリアのコーヒーにやみつきになりました。大学のカフェに頻繁に通うようになり、顔や名前まで覚えられたぐらいです。

ただ、毎日5ドルをコーヒーに払っていると、一ヶ月で14,000円の出費となります。おすすめは、タンブラーを買ってインスタントコーヒーや、ティーバッグを持参することです。基本、大学や職場には、電子レンジ、給湯器、牛乳、インスタントコーヒー、紅茶等があります。しかし、私の大学は、牛乳のある冷蔵庫が遠いところに設置されて不便だったので、タンブラーに牛乳を入れて、持っていってました。コーヒー・お茶が飲みたくなったら、自分で作りましょう

水は買わない

オーストラリアで水は絶対買わないでおきましょう。自販機で水を買ったら、400〜500円はします。映画館とか特別な場所だと700円もします。公園、職場、大学のかなりの場所で、ウォーターサーバーが設置されています。日本から、水筒を持参して水を補給するようにしましょう。

節約術(ゆうこ編)

以下は、私が行った細々とした節約術です。

  • 食材は月2回ルームメイトと大量購入
  • 服・靴は一時帰国時に日本で購入 or 友達から譲り受ける
  • 冬は厚着で暖房を最小限に
  • 散髪やヘアカラーは年1回に抑える
  • 学生の間は車を持たず、公共交通機関を利用
  • 地域のフリーランチ・フリーフードイベントに参加
  • 外食は月1回まで&特別な日に限定

最後に

オーストラリアは物価・家賃が高いため、節約を意識しないと出費がかさみます。本記事で紹介した節約術を取り入れることで、年間数十万円の節約が可能になります。ぜひ参考にしてみてください!

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