オーストラリアで言語聴覚士になる！英語学習のコツ

オーストラリアで言語聴覚士（Speech Pathologist）になるには、IELTSで7.0以上のスコアが求められます。この記事では、私がIELTSの目標スコアを達成するために行った英語学習法を解説します。

IELTSのスコア推移

私は初めてIELTSを受験してから合計5回挑戦し、ようやく目標スコアに達しました。特にライティングは伸び悩み、最終的に6.5止まりでしたが、全体のスコアはクリアできました。

IELTSのスコア推移

IELTSの対策の前に、まず基礎固めが重要です。

文法や単語が全く分からないのに、IELTSの問題集を解いても、なかなか点数が上がりません。

IELTSの勉強を始めた当初、私の英語力は中学レベルぐらいでした。特に関係代名詞「which」「who」や「have to 」などの構文が理解できず、長文読解に苦労しました。中学・高校レベルの文法知識をしっかり固めることが、IELTS対策の土台となります。

私は、レイモンドマーフィー先生の「English Grammar in Use」（青色版）を使って、地道に練習問題に取り組みました。

私は単語帳が苦手だったため、その日出会った単語をフラッシュカードにして復習しました。1日150〜200単語を目安に学習を継続。

おすすめは、Anki（https://apps.ankiweb.net ）というアプリです。Ankiは、忘れそうなタイミングで復習できるようスケジュールを勝手に調整してくれるので、手間要らず、かつ長期記憶に効果的です。

日本にいると日本語に囲まれた環境になりがちですが、意識的に英語に触れることが重要です。私は英語字幕で海外ドラマや映画を観て、IELTS対策の2年間でNetflixのシリーズを7〜10作品視聴しました。

自分が夢中になれるシリーズや映画をチョイスし、英語字幕か字幕オフで観ましょう。
聞き取れなくても大丈夫です。とにかく次のエピソードに進んで英語を聞く量を優先してください。

ゆうこのおすすめ海外ドラマ

私は、家事をしながら英語のポッドキャストを聴く習慣をつけました。

おすすめのポッドキャスト

現在の英語力で80%理解できるコンテンツを選ぶことがポイントです。

毎日5〜10分でも英語のニュースや本を読む習慣をつけました。おすすめのニュースサイトはThe Guardian。また、ネットで無料でダウンロードできる児童書も初心者に最適です。

現在の英語力で80%理解できる記事や本を選ぶことがポイントです。

初心者が陥りがちなミスは、基礎が固まっていないのにスピーキングやIELTSの模試に取り組むことです。英語学習は筋トレと同じで、基礎がない状態で高負荷なトレーニングをすると挫折してしまいます。

まずは3ヶ月〜1年間インプットに集中し、とにかく英語に触れる量を増やすことをおすすめします。

英語学習を本格的に始めて5年が経ちました。その中で感じたことは、英語学習には「レジリエンス（打たれ強さ）」が不可欠だということです。すぐに結果が出なくても、継続することで確実に力がついていきます。

筋トレと同じで、1ヶ月続けても変化は見えにくいですが、6ヶ月続けると成果が実感できます。

英語学習も同様に、継続することが最も大切です。

英語力を伸ばすために大切なことは、

英語学習に取り組んでいる皆さん、一緒に頑張りましょう！